仲介事例【資産整理・狭小地】

case09:老後は利便性の高いマンションで暮らしたいので、自宅を売却

A様は60代後半で既にお仕事を引退されていました。今後の生活のために、春日井駅に近く利便性の高いマンションに引越しを終えてみえましたので、使わなくなったご自宅の売却をご希望されていました。

 物件の特徴
  • 土地は約35坪の狭小地
  • 南向きではあるものの間口が狭く(5.2m)、細長い土地形状
  • 南側で接する県道は交通量が多い
 特有の問題点 その1

春日井市は市内に山があるなど、高低差がある地形です。A様自宅も高低差のある地形の影響により、南側の道路寄りの駐車場部分と、北側の建物がある部分では1m以上の高低差があり、階段となったエントランスを通って出入りする形になっています。A様自宅を解体して新しく住まいを建てる場合も、この地形の制約を受けることになります。

 特有の問題点 その2

現在では一家族で複数の自動車を所有されるのも普通のことですが、古くからあるA様自宅は駐車スペースが1台となっていました。A様自宅から車道に出る途中にある縁石ブロックも、これに合わせて車1台分の幅しか開けられていません。したがって、新しい住まいに2台の駐車スペースを作りたい場合は、行政との交渉でブロックの撤去をしないと2台目の車は出入りができないということになります。

このような問題点もあってか、A様が売却をご希望されてから買主様が見つからないまま1年以上が経過、お知合いの紹介により北斗にご依頼を頂くこととなりました。

 そこで、北斗のミッションは?

ネックの多い物件であるので、とにかく買主の候補となる方を見つける

担当:森が選んだ作戦

不動産事業者向けの販売作戦に特化
特殊な地形により、住宅用地をお探しの一般個人の方への売却は断念。
狭小地、高低差がある土地に住宅を建てるノウハウを持った住宅会社にアプローチをかけることに専念しました。
現地を見た事業者の方々に断りを頂くことを何度も繰り返した後、前向きに買取を検討して頂ける住宅会社様に巡り合うことができ、成約に至りました。

 その後の経緯は?

買主様となった住宅会社のノウハウにより、地形を生かした個性的な住まいが誕生しています。

 このミッションの成功要因

ネックが多い物件であったため、北斗より先にA様からの仲介依頼を受けた他社では販売活動を途中であきらめてしまった節があります。根気よく買主となり得る住宅会社様に紹介を続けたことにより、成約に至った事例でした。

担当:森 順平(プロフィールはこちら)森 順平

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