仲介事例【資産整理】

case20:住宅需要が低い地域での土地売却に成功

今回ご紹介する事例は、住宅需要が低い地域での土地売却案件です。
売主のA様は、郊外の市街化調整区域内にある既存宅地130坪の所有者でした。
A様は以前貸していたこの土地が返却され、空き地となったことで維持管理の負担を感じていました。

 売主A様の不安と課題

この土地の売却にあたり、A様の懸念点は、

  • 古くからの集落の中にあり、新しい人が入ってきづらい土地である
  • 以前から知り合いの仲介業者1社に声をかけていたが買主が見つかる気配がない

ということでした。
価格をどんどん下げていけば、いつかは売れるとはいえ、そのような売り方はA様の本意ではありません。

 そこで北斗の対応は?

 1. 綿密な市場調査

町内の売却事例がほとんどない中、範囲を広げて成約事例を検索し、適切な売却予想価格を提案しました。「極端に安くしなければ売れないのか」という売主様の不安を取り除くための一手です。

 2. 積極的な買主探し

約50社の建売業者に打診を行いましたが、これは地域的な理由で難色を示されました。

 3. プロならではの独自のアプローチ

同町内の比較的新しい戸建分譲地を調査し、過去に分譲を手がけた業者を特定して連絡を取りました。そのエリアに強い業者であれば、A様の土地を買うにあたって相応の金額を払うことができるのでは、という読みです。

 成約への道のり

北斗の緻密な戦略と粘り強い努力が実を結び、最終的に戸建分譲業者を買主として見つけ出すことに成功しました。さらに、売出し価格通りでの成約を実現し、A様の希望を満たす結果となりました。
なお、A様が最初に声掛けした業者は手をこまねいているだけで、買主を見つけるための具体的なアクションを何もしていませんでした。このままの状態だとA様は土地を売却できないまま、税金などを負担し続けるところでした。

 不動産業者は「どこも同じ」じゃない!?

一般の方からは不動産業者の違いは分かりにくいかもしれません。
しかし、特に今回のような需要が少ない地域での案件では、成約に向けて真剣に取り組む不動産業者を選ばないと、売却自体が成立しない可能性があります。
北斗はこれまで売却が難しい土地や、権利関係が複雑な相続案件でも成約に導いてきました。不動産売却を検討される際は、ぜひ実績と経験が豊富な私たちにお声がけください。

担当:滝澤 慶太(プロフィールはこちら)

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